やめる、という選択

この度、シニアおうちパンマスターを
抜ける事にしました。

おうちパンマスターは続けます。
認定校ではなくなる、ということです。

おうちパンマスターも
私が始めた頃より2倍3倍とすごい
勢いで増え、大きな組織に
なりました。
 
その組織を保っていくには
それなりの規律は必要。

それは私も理解しています。

私がおうちパンに魅力を感じるのは

楽しく、簡単に
焼きたてのパンができる。

作る人も負担なく、
食べる人も笑顔になるパン。

私にも焼けた!という嬉しさ
ママのパンおいしー!って笑顔

安心なパンを焼きたてで
食べさせてあげられる

とにかく、お米を研ぐように
焼きたてパンができるという
家庭料理の一部のような
手軽さ

パン作りのハードルがぐーーんと
下がって
気軽にできるところに魅力を感じたんです。

このパン、みんな知るといいのに!
みんなに伝えたい!

って思ったのが原点です。

シニアの継続のために年に1回
課題提出があります。
この課題の合格点がどうも
私にしっくりこなくて
慎重にプレッシャーを感じながら
綺麗に上手に、と意識して焼くパンが
嫌で嫌で仕方なく、
その必要性も理解できず…。
曲がってる

断面が見えない

薄く伸ばしすぎ

私の技術不足ももちろんあるけれど、
また課題提出のために焼く意欲が
全くなくなってしまいました。

先生になる人を教えるのだから
技術は必要。
何度も焼いて 
いつでも焼けるように。
どんな質問がきても
応えられるように。

認定する人の義務と責任。

充分わかります。

でも、この活動は私の好きなおうちパンではない。


「安井さんは積極的に活動されていますし、おうちパンマスターさんもたくさん認定されてますよね。
認定した方の為にも、このまま辞めてしまっても大丈夫でしょうか·····」

やめたい、と相談した時に
アドバイザーの方から言われました。

だから、1年かかりました。
いや、去年も思ったので2年かかりました。
認定した皆さんに申し訳ない
その想いで辞めれなかった。

でも今回こう言われて
全く動じない私がいました。
シニアでなくても認定した
おうちパンマスターの方とは
関係は続けられる。
シニアの私でなくても大丈夫、
そう思ったんです。

人のために続けるのって違う

そう感じたんです。

不思議ですねー。

やめてみたら
めっちゃ軽くてすっきりした
自分がいました。

知らず知らずに
勝手に責任負って
勝手に重圧に感じてたんだなぁ。
 
相変わらずのお節介気質
そんなこと望まれてないし
できていないのにねー。

おうちパンマスターになって
仲間ができて喜んでいた自分から
きっと変化したんでしょう。

ゆきちゃんちに集まってくれた人は
かけがえのない存在で
認定をうけてくれた人は
かけがえのない同志。
本当にありがたく感謝しかありません。
そしてなにより財産です。
シニアだったから仲間ができた。
そこは間違いありません。


今思えば、コロナ禍の活動やオンラインなどちょっとしたことも縛りに感じてきていました。

おうちパンマスターは決して厳しいルールがあるわけではなく、むしろ優しいと思います。
認定校も年に1回課題提出すれば
継続できるんですから
ありがたい組織です。

ただ、私はもう居場所じゃなくなったんだなぁー、って事です。

縛り、って感じたら
もう違いますね。

やめるって本当に難しい。

でも自分のためでなく
人のためや他のもののために続けているなら
モヤモヤしたり、窮屈に感じたりしているなら
一度やめてみる、離れてみる決断も
いいかもしれません。

わりと行動にうつすのが早い私が
2年かかったのだから、
大丈夫。
私の友達は20年かかって
動き出した子がいるしね。

結構パッパ、と結論出す私ですが
気は長い(笑)
付き合いますよ。



あはは、話がそれてしまいましたが、
これからは私らしく
自由に楽しく軽やかに
おうちパンを伝えていきまーす!


おうちパンマスターになりたい方は
通信もあるし認定校もたくさんあります。
通信を受けるなら
相談やサポートもしますね。
サポートの方が私には合ってる(笑)
よければご相談ください。










岐阜羽島 〜古民家Bloom 〜 

岐阜県羽島市の築80年の古民家をレンタルスペースとして提供しています。 オーナーは4人の男の子を育てる主婦。 普通のお母さんが固定支出を持つなんて、とおっかなびっくりのスタートでした。 でも、やりたい!を口に出したら、応援してくれる人がいた。一緒に楽しんでくれる人がいた。 だから私も「やりたい!」という人がいたら応援したい。不安でいたら仲間になりたい。 そんな想いで今日もBloomにいます。

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